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「I'd never given much thought to how I would die.」(「トワイライト」より)

MY DVD:「トワイライト:twilight(2008年製作)」発売:角川エンタテイメント KEBF-10184

もし愛する人の身代わりなら
物語はティーンエイジのラブストーリー。しかし、問題なのは相手がバンパイアってところ。驚きです。主人公のベラ・スワンは、理知的だが繊細な感じのする高校生。この時期、死について想うのも、それほど不思議ではない世代と思いますが、やはり彼女はフェニックスの強い太陽には似合わないタイプかも知れませんね。
「私は、どんなふうに死ぬ? もし愛する人の身代わりなら、いい死に方だ。」(日本語字幕より)
「I'd never given much thought to how I would die. But dying in the place of someone I love seems like a good way to go.」(英語字幕より)

「in the place of」ですが、実はこのような成句はありませんでした。しかし、「in place of」で「の代わりに、と交換に」というのがあります。おそらく同じ意味で使われているものと思われます。

「私はどのように死ぬかについてあまり考えを巡らしたことはなかった。でも、私が愛する誰かの身代わりに死ぬということなら、進むにいい方向のような気がする。」
ここの英文はとても簡素でありながら、表現を楽しめる感じがします。加えて彼女の語りは、思いを書き綴り出すこの年ごろの日記風でもあります。なぜなら、物事に真摯でありながら、どこか独りよがりな部分が見え隠れするからです。大きなお世話とは思いますが。

決心に後悔はない
しかしまだ、このときの彼女のそれほどの決心は、死に直面したものではなく、母と新しい夫のために家を離れ、自分が離婚した父と暮らすことのためだったようです。しかし、彼女の選択がどれほど決意が必要だったか、想像に難くないことではあります。
「私は家を出るけど、この決心に後悔はない。」(日本語字幕より)
「So I can't bring myself to regret the decision to leave home.」(英語字幕より)

英文で「私を、決心を後悔することへ持って行くことはできない」という表現は英語的とは言え、どこか自律に目覚めた若者の内面の自己との対話や、成長著しい自負が見えるような気がします。

「だから、家を離れるという決心を後悔するわけにはいかない。」

彼女自身、彼女が内向的と取れるセリフがあります。
「私は1人で静に悩むタイプなの。」(日本語字幕より)
「I'm really kind of the more suffer-in-silence type.」(英語字幕より)

「suffer-in- silence」の単語は見つかりませんでした。「suffer」は「苦しむ」。「in silence」は「静に」。

「私はほんとうにもっと静に苦しむタイプなの。」

ママ
母を評することばで、さらりとした言い方の中にも、彼女の家族のジレンマが垣間見られます。
「風変わりで、向こうみずなママも。」(日本語字幕より)
「I would miss my loving, erratic, harebrained mother.」(英語字幕より)

「erratic」は「突飛な、風変わりな」。「harebrained」は「軽率な、向こう見ずな」。

「私の愛する、風変わりで、向こう見ずな母も恋しく思うだろう。」

パパ
意外な言葉の表現でパパの長所が語られます。
「チャーリーの長所は、干渉しないこと。」(日本語字幕より)
「One of the best things about Charlie, he doesn't hover.」(英語字幕より)

「hover」は「〈鳥・昆虫・ヘリコプターなどが〉空中(の一点)に止まる」ことを意味し、「〔人に〕つきまとう」の意味があります。

「チャーリーの最もいいところの1つは、つきまとわないこと。」

僕なら大丈夫
ゴージャス(gorgeous:華々しい、たいへんな美人)だが、誰も彼女にしないと言われるエドワード・カレン。明らかにベラを避けてた彼だったが、今はまるで何もなかったかのようにやわらかだ。
「前期よ。」
「確かめてもいい? 前期だ。」
「ほらね?」
「雨は気に入った?」
「天気の話?」
「ああ。そうだけど...」
「雨は嫌いよ。冷たくて、濡れたものはね。なに?」
「別に。これは後期だ。」
「確かめてもいい? 後期よ。」
「ほらね? 雨が嫌いなら、なぜ北米一雨の多い土地へ?」
「複雑なの。」
「僕なら大丈夫。」(日本語字幕より)
「Prophase.」
「Do you mind if I look? It's prophase.」
「Like I said.」
「So are you enjoying the rain? What?」
「You're asking me about the weather?」
「Yeah, I... I guess I am.」
「Well, I don't really like the rain. Any cold, wet thing, I don't really... What?」
「Nothing. It's anaphase.」
「You mind if I check?」
「Sure.」
「Anaphase.」
「Like I said. If you hate the cold and the rain so much, why'd you move to the wettest place in the continental US?」
「It's complicated.」
「I'm sure I can keep up.」(英語字幕より)

「prophase」と「anaphase」。それにここではカットした「metaphase」。生物学用語で、有糸分裂(mitosis)の段階(phase)を分類する言葉。「prophase」は「前期」、「metaphase」は「中期」、「anaphase」は「後期」。
「Do you mind if I~」はダイ・ハード4.0(2007年12月)でご紹介しました。このときは「Mind if I see your ID?」とまで省略されてましたね。
「wet」は「湿気のある、雨の多い」。「continental」はここでは「北アメリカ大陸の」。
「complicated」は「ややこしい、めんどうな」。
「keep up」は目的語がついてないので、自動詞として使われていると考えられ、「〈元気などが〉衰えない、〈不幸・病気などに〉屈せずがんばる」の意味で使われてるようです。

「前期。」
「見てもいい? これは前期だ。」
「言った通り。」
「それで、雨は楽しんでる? なに?」
「私に聞いてるのは天気のこと?」
「ああ、僕は... そうだけど。」
「そう、雨はほんとうに好きじゃないわ。冷たくて、濡れたものなんか、私はほんとうに... なに?」
「なんでもない。これは後期だ。」
「見ても?」
「もちろん。」
「後期。」
「言った通り。寒さや雨がそんなに嫌いなら、どうして北米で最も雨の多い場所へ引っ越して来たの?」
「ややこしいことなの。」
「ちゃんと聞き通すよ。」
まだよく知らない相手が、優しさを持った信頼できる人だと分かったとき、相手に話が通じると分かったとき、とても安堵するものです。人の最もよいところの1つは、互いに信頼する能力があるというところですね。ということは、エドワードは人の心を持ってるということになりますね。
彼らの場合、信頼を越えて、すでに惹かれ合ってると言えそうですが。

期待してもムダだ
ベラは車の暴走で危うく命を落とすところでした。しかし、まさにその時、エドワードが一瞬にして姿を現し、車を片手で止めたのでした。それはベラの世界とエドワードの世界が交錯した一瞬でもありました。
しかも、ベラにとって、それは動かしがたい事実として体験されたのです。
「どうやら、頭を打って混乱してるね。」
「でも見たの。」
「何を見たんだ?」
「あなた、車を止めたわ。素手で押し止めた。」
「誰も信じないよ。」
「人には言わないわ。ただ真実が知りたいの。」
「感謝するだけでいい。」
「感謝はするわ。」
「あとは忘れて。」
「イヤよ。」
「期待してもムダだ。」(日本語字幕より)
「Bella, you're... You hit your head. I think you're confused.」
「I know what I saw.」
「And what exactly was that?」
「You... You stopped the van. You pushed it away with your hand.」
「We, nobody's gonna believe you, so...」
「I wasn't gonna tell anybody. I just need to know the truth.」
「Can't you just thank me and get over it?」
「Thank you.」
「You're not gonna let this go, are you?」
「No.」
「Well, then I hope you enjoy disappointment.」(英語字幕より)

「van」は「バン、小型トラック、ライトバン」。
「let go〜」もしくは「let〜go」には、「大目に見る、見逃す」の意味があります。
「get over」は「it」が目的語としてあるので、他動詞として使われており、「〈面倒なことなど〉を済ませてしまう、終わりにする」の意味で使われているようです。
最後の「I hope you enjoy disappointment」は発見ですね。これまではポジティブな表現でしか知らなかったのですから。とても皮肉な表現に聞こえますが、エドワードのとても残念な気持ちも込められていると感じることができます。

「ベラ、君は,,, 頭を打った。混乱してるようだね。」
「何を見たかは分かってる。」
「ではそれは一体なんだったと?」
「あなた... あなたはライトバンを止めた。車を手で押しやった。」
「僕たち、誰も君を信じないさ、だから...」
「誰にも言うつもりはないわ。ただ本当のことを知りたいのよ。」
「ただ感謝して、終わらせることはできないのかい?」
「ありがとう。」
「見逃す気はないということだね。」
「ええ。」
「そう、ではせめて期待外れを楽しめるよう祈るよ。」
二人の平行線の会話が切れのあるセリフで際立っています。立場の違う二人の間では仕方のない平行線の始まり、あるいは序曲と申しましょうか。

あなたを失うのが怖いの
エドワードは自分という存在の恐怖を訴えます。それはベラを恋するがゆえのこと。真の自分を知ってもらわなくては、愛し合ってるとは言えない。しかし、それで失うのはどんなに苦しいことか。怒りながら懇願するかのよう。
「君の心が読めない。何を考えてるか話して。」
「怖くなった。」
「そうか。」
「あなたがじゃない。あなたを失うのが怖いの。」
「ずっと君を待ってた。ライオンが羊に恋をした。」
「バカな羊ね。」
「頭のイカれたライオンさ。」(日本語字幕より)
「I can't read your mind. You have to tell me what you're thinking.」
「Now I'm afraid.」
「Good.」
「I'm not afraid of you. I'm only afraid of losing you. I feel like you're gonna disappear.」
「You don't know how long I've waited for you. So the lion in love with the lamb.」
「What a stupid lamb.」
「What a sick, masochistic lion.」(英語字幕より)

「masochistic」は「マゾヒズム、自己虐待」。

「君の心が読めない。なにを考えてるのか話して。」
「怖くなった。」
「わかった。」
「あなたが怖いのじゃない。私はただあなたを失うのが怖いの。あなたが去って行くような気がするの。」
「君をどんなに長い間待ったか知れない。羊に恋をしたライオンだ。」
「なんてバカな羊。」
「なんてイカれた、マゾなライオン。」
なんて、抑えた、高らかな愛の宣言でしょうか。

私は3つ確信している
と言うことは、これらの3つ以外はまったく混乱しているということですね。どんな恋にも苦悩はあると思いますが、ベラほどの混乱と苦悩も他にないものでしょう。
「私は3つ確信している。その1、彼は吸血鬼だ。その2、どのくらい強くかは分からないけど、彼は私の血を渇望している。その3、私はどうしようもなく、彼を愛してしまった。」(日本語字幕より)
「About three things I was absolutely positive. First, Edward was a vampire. Second, there was a part of him, and I didn't know how dominant that part might be, that thirsted for my blood. And third, I was unconditionally and irrevocably in love with him.」(英語字幕より)

「absolutely」は「すっかり、まったく、確かに」。「positive」は「確信のある」。「vampire」は「吸血鬼」。「dominant」は「支配的な、優勢な」。「thirsted」は「喉の渇き」。「unconditionally」は「無条件の、無制限の、絶対的な」。「irrevocably」は「取り戻せない、取り消せない」。

「私は3つのことを確信している。1番目、エドワードは吸血鬼だった。2番目、彼の中にある部分があって、それがどれほど支配的なのかは分からないが、私の血を渇望している。そして3番目、私は彼に絶対的に、しかも決して取り消せない、恋をしてしまった。」
このときはまだ、ベラはこちらの世界に意識をおいていました。こちらとは、死の存在する世界です。

嫌われるかも
彼女の混乱は、とにかく特別なことではないというところに立とうとすることで、平衡を保っているかのようです。
エドワードから家族に紹介すると言われて、いじらしいことを言います。
「嫌われるかも。」
「そっちの不安? 吸血鬼の館へ行くことより、家族に嫌われないか?」
「笑うなんて。」(日本語字幕より)
「What if they don't like me?」
「So, you're worried not because you'll be in a house full of vampires, but because you think they won't approve of you?」
「I'm glad I amuse you.」(英語字幕より)

「approve」は「是認する、承認する」。「amuse」は「笑わせる、楽しませる」。「I'm glad I amuse you.」。これは、字幕のように、反対の意味で使われてますね。勉強になりました。

「みんなが私を好きじゃなかったらどうしよう。」
「それで、君の心配は吸血鬼がいっぱいの家に入ることではなくて、君を受け入れてくれないこと?」
「あなたを笑わせることが出来てうれしいわ。」
しかし、彼女はエドワードを怖くないのですから、もうそれほどの覚悟。すっかり恋愛モードなのですから、彼女の心情も察してあげなくてはいけないのかも知れません。

死に直面しても後悔はない
殺人吸血鬼の中でも狂気に満ちたジェームズに追い詰められ、母を交換に呼び出されたベラ。
彼女は死を意識した。人のなんと信頼に値する選択を取ろうとすることか。人のなんと自分の人間としての価値を失わないとすることか。
それはそれに値する場が与えられたからなのでしょうか。
若い女性の独りよがりや、恋愛の熱情と言い捨てることはできないのではないでしょうか。
「私は、どんなふうに死ぬ? もし愛する人の身代わりなら、いい死に方だ。私は決心した。死に直面しても後悔はない。彼とも出会えた。」(日本語字幕より)
「I'd never given much thought to how I would die. But dying in the place of someone I love seems like a good way to go. I can't bring myself to regret the decisions that brought me face-to-face with death. They also brought me to Edward.」(英語字幕より)

「私はどのように死ぬかについてあまり考えを巡らしたことはなかった。でも、私が愛する誰かの身代わりに死ぬということなら、進むにいい方向と思う。私は、死との直面をもたらしはしたが、この決心を悔いるわけにはいかない。この決心は私にエドワードももたらしてくれたのだ。」
家を出るときの決心が今の自分に通じているということなのでしょう。あの決心こそ、愛する人のための決心であり、死に直面した今も同じだということなのでしょうか。
驚きです。これまでは恋愛の情熱はそれのみで死を越えるかと、思いを巡らしてきたのですから。

そばにいるよ
実際に死をも覚悟し、生死の境を彷徨った彼女。エドワードとの愛は彼女そのものとなったのかも知れません。
「ジャクソンヴィルで暮らせ。僕は君を傷つける。」
「そんなのイヤよ、絶対に! よくそんなこと、言えるわ。私に遠くへ行けと言うの? あなたと離れられるわけない。」
「分かってる。」
「私を1人にしないで。」
「そばにいるよ。」
「お願い。”離れろ”なんて、二度と言わないで。」
「僕の場所は、君のそばしかない。」(日本語字幕より)
「Bella, you gotta go to Jacksonville so I can't hurt you anymore.」
「What? Are you... No! No! I don't even know what you're... How... What are you talking about? You want me to go away? I can't ... No, I can't ... I can't just leave you...」
「I know.」
「We can't be apart. You can't leave me.」
「I'm here.」
「Okay, just don't... You just can't say stuff like that to me. Ever.」
「Where else am I gonna go?」(英語字幕より)

「ベラ、ジャクソンヴィルに行くべきだ。もう君を傷つけたくない。」
「え? あなたは... いや! いやよ! 分かりたくないわ、あなたがどう... どんなに... なにを言ってるの? あなたは私をどこかへやりたいの? できない... いや、できない... あなたから離れるなんてできない...」
「分かってる。」
「私たちは離れられない。あなたは私を置いていけない。」
「ここにいるよ。」
「いいわ、ただ... ただ私にそんなこと言うのはやめて。二度と。」
「僕がほかにどこへ行く?」

なぜ助けたの?
かつてはエドワードがベラの血を渇望していたのだが、今やベラの方がエドワードを渇望しているかのようです。
愛の永遠。それは捧げた者だけが得られるものだった気がします。
永遠を望んでいる彼女を見ると、なんだか心がざわつきます。
「なぜ助けたの? 毒が体中に回れば、吸血鬼になれた。」
「悪い冗談だ。いけない。」
「あたたのそばにいたいの。」
「僕に君の命は奪えない。」
「でも私は死に近づいてるわ。今、こうしていても。少しずつ。」
「それが自然の流れだ。」
「アリスも予知したのよ。」
「予知は変わる。」
「その人の決心次第でね。私は決めた。」
「それが君の夢かい? 怪物になるのが?」
「永遠に一緒にいたいの。」
「永遠に? じゃ、覚悟はいいね?」
「ええ。」
「僕のそばで幸せに生きてくだけじゃダメか?」
「いいわ。今はね。」(日本語字幕より)
「Edward, why did you save me? If you just let the venom spread, I could be like you by now.」
「You don't know what you're saying. You don't want this.」
「I want you. Always.」
「I'm not gonna end your life for you.」
「I'm dying already. Every second, I get closer. Older.」
「That's the way it's supposed to be.」
「Alice said that she saw me like you. I heard her.」
「Her visions change. 」
「Yeah, based on what people decide. I've decided.」
「So that's what you dream about. Becoming a monster.」
「I dream about being with you forever.」
「Forever? And you're ready right now?」
「Yes.」
「Is it not enough just to have a long and happy life with me?」
「Yeah. For now.」(英語字幕より)

「venom」は「(蛇・サソリ・ハチなどの)毒液」。「spread」は「広がる」。「visions」には「予見」の意もあります。「for now」は「さしあたって、今のところは」。

「エドワード、どうして私を救ったの? 毒が広がるままにしていれば、今私はあなたのようになれたのに。」
「君は自分がなにを言ってるのか分かってない。それは欲しくないはずだ。」
「あなたが欲しいの。いつも。」
「君のためとあっても、君の人生を終わらせるつもりはないよ。」
「私はすでに死につつあるわ。今も刻々と、終わりに近づき、年を取ってる。」
「それがそうあるべき姿だよ。」
「アリスはあなたのようになった私を見たと言ったわ。聞いたの。」
「彼女の予見は変わる。」
「ええ、人の決心次第でね。私決心したの。」
「それが君が夢見ているものなんだね。怪物になることだ。」
「あなたと永遠にいることを夢見ているの。」
「永遠? そして今も覚悟ができている?」
「ええ。」
「ただ、私との長く幸せな人生を持つだけでは十分ではない?」
「いいわ。今はね。」
エドワードの苦悩はどんなものでしょう。彼の言う怪物とは。彼が求めているだろう人間性とは。
ベラの決心は死を乗り越えたかのようです。
何世紀も生きることは何をもたらすのでしょう。いや、人間が、あるいは人間を越えた存在だとしても、どんなに長く生きたとしても、その間に成し得ることの大きさは、それがどれほど大きな価値を持つものだとしても、すべてを越えるものではないのかも知れません。それは生きる長さに関係ないのかも知れません。1つの生命が成し得ることは、その生命がいかに長くとも、ある範囲を超えないものなのかも知れません。エドワードの苦悩がそれを物語ってる気がします。
私たちはいつか必ず死を迎えます。私たちはそれになんと答えたらいいのでしょう。
エドワードは1918年死の床から吸血鬼の命を受け、生き続けています。彼の苦悩はどんなものでしょう。教えていただきたいものです。荒唐無稽な問いであるのは知っているつもりですが。

私はあきらめない
「今夜は平行線だけど、私はあきらめない。永遠の夢を...」(日本語字幕より)
「No one will surrender tonight, but I won't give in. I know what I want.」(英語字幕より)

「surrender」は「降伏する、降参する」。「give in」も「降参する、屈服する」。

「今夜は誰も降参しなかったけど、私は屈しない。私には私が求めているものが分かっている。」
「平行線」は抜群の表現ですね。
エドワードの苦悩も察するにあまりあるものがありますが、ベラを応援するほか今はないように思います。
人生のことが、吸血鬼の言うことの方が正しいというのは、受け入れ難く、ベラの生命力を信じたい、そんな気分だけですが、今は。

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