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「Nothing beats a first kiss.」(「50回目のファーストキス」より)

MY DVD:「50 First Dates:50回目のファーストキス(2004年製作)」発売:(株)ソニー・ピクチャーズエンタテイメント TSDD-32714

「50回目のファーストキス」をテレビで観て、何度も観たくなりました。タッチはラブ・コメディーなんだけど、とても考えさせられるラブ・ストーリーでした。
ルーシーは寝ると前日の記憶を失う記憶傷害があります。1年前、ルーシーはパイナップル穫りのため、お父さんの運転する車に乗っていました。その帰り、道路に入り込んだ牛を避けようとして、木に衝突する事故に遭ったのでした。ルーシーは事故のあと、毎日が日曜日でお父さんの誕生日だと思ってこれまで暮らしています。
一方水族館に勤めるヘンリーは、いずれ必ず帰って行く観光客とのデートを繰り返すプレイボーイの生活を送ってました。ところが、ある日ヨットが破損したのをきっかけに、偶然ルーシーと出会い、恋に落ちるのでした。
ルーシーを演じるのはドリュー・バリモア、ヘンリーはアダム・サンドラー。ふたりの純真な感じが、ハワイの雰囲気にぴったり合って、さわやかな映像となってます。
余談ですが、この物語の舞台が最初はシアトルに設定されていたとは信じられないほどです。

物語の中で、ルーシーがカフェでいつも読んでいる本があります。Tom Robbins 著「STILL LIFE WITH WOODPECKER」です。Tom Robbinsの本は「カウガール・ブルース」・「香水ジルバ」などがあるようですが、この「STILL LIFE WITH WOODPECKER」はあいにく翻訳されていないようです。しかし、著者の名前でインターネット検索中、名言・格言を集めてるホームページに出くわしました。
「私たちは完璧な愛を創る代わりに完璧な恋人を探そうと時を無駄にしている。」
「We waste time looking for the perfect lover, instead of creating the perfect love.」
(http://becom-net.com/wise/tomu.robinzu.shtmlより)
なんだか、この映画からもこの言葉が心に響いてくるような気がします。

ヘンリーはカフェでルーシーと初めて会ったとき、楽しく話ができたのに、次ぎに同じようにアプローチしてもだめでした。それでもあきらめないヘンリー。しかし、ルーシーに誤解され、お父さんにもカフェに近づくなと言われてしまいます。
それではと、ルーシーの帰る道で待ち伏せして、あの手この手で近づくヘンリーでした。

この日は、ヘンリーは車のバッテリーがあがってしまったふりをして、ルーシーに立ち寄らせます。バッテリーをケーブルでつなぐとき、ヘンリーは感電するふりをしますが、ルーシーはびっくりしてしまいます。
「まさか信じるとは!」
「祖父がこれで感電死したの。」
「ごめん。冗談のつもりで…」
「まさか… 信じるとは!」
「やられた。すっかりダマされた。」(日本語字幕より)
「I can't believe you fell for that.」
「Well, my grandfather died trying to jump-start a car.」
「I'm sorry. I was just joking around.」
「I can't believe you fell for that!」
「Oh, my God. That was very good.」(英語字幕より)
こんなルーシーを見れば、彼女に記憶の障害があろうなどととても思えません。明るくて、聡明な彼女なのですから。

「fell」は「fall」の過去形。「fall for」で「だまされる、ひっかけられる」という意味があります。内容は受動的ですが、受動態では使われないようです。「これにだまされるなんて、信じられない。」って言ってますね。
「jump-start」には、動詞として「(車を)押して[あるいは別のバッテリーと連結して]〈車の〉エンジンをかける」という意味があります。
「joke」と「aroound」は特に成句としてありませんでした。「冗談」の「周辺」ということで、「冗談」から離れた他意はないということを表してるのじゃないかと思います。

ヘンリーはまたしても、お父さんに見つかり、家に呼ばれるのでした。
でも、状況はちょっと違ってました。
ルーシーはヘンリーと会った日だけ、ビーチボーイズの「素敵じゃないか:WOULDN'T IT BE NICE」を歌うことをお父さんたちが知ったからです。
「君と会った日だけ、歌うんだ。」(日本語字幕より)
「We figured it out. She only sings on days she meets you.」(英語字幕より)
「figure out」には「(考えた末)理解する」という意味があります。
「やっと分かったんだが、娘は君と会った日だけ歌うんだ。」
この歌は、お父さんにとっても、お母さんを思い出して早く家に帰るよう漁のたびにルーシーがお父さんに渡した大切な歌だったのです。
とても愛らしい歌詞です。ティーンエイジでまだ自律してない若者の恋を歌っているようです。2人で一緒に暮らせたらどんなに素晴らしいかが歌詞になっています。どこかルーシーの制限のある状況に立ち向かっているヘンリーの心情とも通じ合うような気がしますね。(http://blog.livedoor.jp/haru933/archives/50278320.html 参照)

ルーシーの人生に転機が訪れます。それはとても良くない出来事がきっかけでした。
車のナンバープレートの期限切れから、ルーシーは今日が1年前の今日ではないことを知ったのでした。
お父さんの切ない思いが作らせた、”ルーシーの1日”が、ルーシーを傷つけることになってしまったのです。お父さんの毎日の心の痛みはとても大きいものだろうに、ルーシーへの思いが勝って、今日まで、返らない事故の日を作り直し続けてきたのでしょう。しかし、お父さんも心の底では、架空の1日がいつか破綻することを感じていたのだと思います。
ルーシーはたいへんなショックを受けました。しかし、家族とヘンリーと共に病院で説明を受けることにしました。ルーシーの傷害に希望は見つかりませんでした。大きな1日でした。
そして、しかし最後の最後に、やっとルーシーはヘンリーに声をかけるのでした。
「今日はありがとう。」
「いいさ。」
「明日は失敗しないで。きっかけはユリの話がいいわ。」
「ユリ?」
「大好きな花なの。」
「ヒントに感謝。」
「じゃね。」
「おやすみ。」(日本語字幕より)
「Thank you for being so nice to me today.」
「Sure.」
「I don't want you to strike out tomorrow. So maybe you could talk to me about lilies.」
「Lilies?」
「I'm a sucker for lilies.」
「Thanks for the tip.」
「Good night.」
「Good night.」(英語字幕より)

恋の駆け引きは野球に例えられるようですね。「ダイ・ハード」でもご紹介しましたが、うまくいくと”得点:score”、はねつけられると”ストライクアウト:strike out”のようです。「you could talk ~」は分かりにくいです。「もし、あなたがユリのことを私に話していたら、得点できたでしょう。」という意味が込められているようです。
「sucker」は文字通り「吸う人」なんですけど、まだお乳を吸っているという意味も込められているようです。「sucker for」で「夢中になっている人」となります。
「tip」には4つも種類があります。そのうち、「ホテルでボーイにチップを渡す」の「tip」に別の意味があります。「内報、秘密」です。「警告、秘訣」の意もあるようです。

お父さんもヘンリーに声をかけます。
「一杯やってけよ。ビールで借りを返す。」(日本語字幕より)
「You don't have to rush off. Stick around. You've earned yourself a couple beers.」(英語字幕より)

「rush」は「急いで行く」意があり、「rush off」で「急いで去る」意味合いがあるのだと思います。「stick」には「ひっつける、くっつける」意があります。「stick around」は「この辺にいる」意味となり、特に去ろうとする相手を引き留めるときに使うようです。「earn」には、「(当然の報いとして)得る」という意味があります。
「急いで帰る必要はないだろ。つきあえよ。君は少々のビールを飲む権利があるぞ。」
こんな感じですかね。

ルーシーの人生の転機は、ヘンリーの心の中にありました。それは、ルーシーへの愛からでした。
もちろん、お父さんもルーシーを愛するがゆえに、1日を作っていました。しかし、それはすまないという気持ちと娘を守りたい気持ちが強かったと思います。
ヘンリーはルーシーのとても素敵な人間性を損なわない、あるいは聡明な彼女に応えることの出来る何か別の方法があるはずだと思ったのではないでしょうか。それは、彼女を信じ、自分を信じる方法だったように思われます。
「こんな生活とは決別か。」
「”こんな生活”は改善できるよ。」
「何が言いたい?」
「彼女のショックは、事故だけじゃない。お膳立ての生活だってことだ。だから動揺する。」
「専門家か。」
「違う。あんなのは、やめたいんだ。”バレた? じゃ事故の写真”。」(日本語字幕より)
「Guess you won't miss days like this.」
「Well, maybe days like this don't have to be so bad.」
「What are you trying to say?」
「When you guys tell her, she's not just finding out about the accident. She's finding out that her life is basically a setup. I think that freaks her out the most.」
「You're an expert now?」
「No. I'm saying I wish there was another way besides: "Sorry we couldn't trick you today. Here's pictures of your broken head."」(英語字幕より)

NHKの衛星放送では、次のような日本語字幕でした。
「彼女は事故を知ったんじゃない。日常が、でっち上げだと知ったんだ。それが一番怖い。」(日本語字幕より)
この字幕で、思いました。ルーシーにはこんな観点を持てる人が近くに必要だと。これは単に頭がいいとか言う問題ではなく、彼女のことを深く思ってるがゆえに思いつくことなんだと。

「miss」には、人や物の不在を「寂しく思う」意があります。
よく見かける表現ですが、「find out」には「隠された、または知られていない事実」を「見つけ出す」が本義とされています。「basically」には「基本的に」という他に「実のところ、要するに」という意味があります。「setup」はあらかじめ組み上げられたものを表しているようです。「八百長」という意味もあります。「freak out」には、「ヒステリーを起こす、取り乱す、かんかんに怒る」の意味があるようです。「the most」はこの場合、動詞を修飾する副詞句となります。
「expert」は「専門家」。
「besides」は「以外に」。「trick」は「だます」。
「こんな生活には未練はない、か。」
「いや、こんな生活はこんなに悪くせずにすむと思うよ。」
「なにを言おうとしてるんだ?」
「あなた方が彼女に伝えたとき、彼女は事故のことを知っただけじゃない。彼女は生活が要はでっち上げだと知ったんだ。このことが最も彼女にショックを与えるんだ。」
「専門家なのか?」
「いや。僕が言いたいのは、もっと違う方法があればなあということなんだ。”すまない、今日はだませなかった。君の壊れた脳の写真はこれだよ”、じゃなくてね。」

ビデオテープ「GOOD MORNING LUCY」がついに始まりました。これをきっかけにルーシーは日記を書くようにもなります。しかし、とてもショックな内容であることには違いありません。しかし、それには暖かさがありました。
1時間泣いた後、立ち直った彼女は質問をします。
「牛はどうなった?」
「毎日、自分が牛なのを忘れる。」(日本語字幕より)
「So how's the cow?」
「Same as you. Every day they have to convince her she's a cow.」(英語字幕より)
救われる一言でしたね。

「convince」は動詞で、「納得させる」の意味があります。
「それで牛はどうなの?」
「君と同じさ。毎日、彼らは彼女が牛であることを納得させなければならないんだ。」

そしてやっと、最初のキスとなりました。英語字幕を見るまでなんと言ってるのか、とても楽しみにしていました。
「最初のキスって最高。」(日本語字幕より)
「Nothing beats a first kiss.」(英語字幕より)
また、こうも言ってました。
「最初のキスは最高。」(日本語字幕より)
「There's nothing like a first kiss.」(英語字幕より)

「beat」には「たたく」の他に、「まさる、しのぐ」の意味があります。
「ファーストキスにまさるものはない。」
「ファーストキスのようなものはほかにない。」
以外に、力強い表現でしたね。

原題は、「50 first dates」で「50回の初デート」。これだけ単に聞くと、物語最初のヘンリーの不謹慎な頃のデートの回数のように思えますね。しかし、相手は1人、ルーシーだけなんですね。だけど、どうも数が合わないんです。
数が合わないと言えば、そんなのアリ?っていう計算がありましたね。
「何するの?」
「糸くずを払っただけ。」
「胸を触ろうとした!」
「ごめん。でも僕たち、キスはもう23回目だ。欲求不満だよ。」
「分かってる。分かるワケないか。初めてとしか思えないもん。」
「平均値を出そう。僕は23回目。君は初めて。平均すると12回。」
「ええ。」
「ハワイ州法なら12回で、胸を触る資格はある。」
「もし事故の前に出会えていたら…」
「いつもそう言う。」(日本語字幕より)
「What are you doing?」
「Nothing. I was just getting some lint off for you.」
「You were going for a feels!」
「All right, I'm sorry, but this is like the 23rd time we've made out already and they're getting blue.」
「I know. I know. I mean, I really don't know. For me, it still feels like the first time.」
「Okay, let's average it out then. It's the 23rd time for me and the first time for you. That's about our 12th time.」
「Yeah?」
「Now, Hawaiian law clearly states after the 12th date, I'm entitled to unlimited boob access.」
「Why didn't I meet you one day before the accident?」
「You say that all the time.」(英語字幕より)

「lint」は「糸くず、ほつれ糸」。「feel」は基本的に「手で触る」という意味があるようです。
「get」と「blue」では用例が見つかりませんでした。「blue」には、「血の気が引いた、落胆した」などの意味があります。でも、正直言って、よく分からないです。
「average」は「平均をとる」。「state」は動詞として、「(正式に)はっきり述べる、言明する」。「entitle」は「資格を与える」。「unlimited」は「無制限の」。
「何してるの?」
「何も。糸くずを取ってあげただけ。」
「手で触ろうとしてた!」
「そうだね。ごめん。でも今回で僕たちはすでに23回もやりこなしてきたことになる。で、それらは色を失ってる。」
「分かる、分かるわ。でもホントは、よく分からない。私には、まだ初めてとしか感じないもの。」
「よし、平均値を出そう。僕は23回、君は初めて。すると、12回だ。」
「それで?」
「それで、ハワイ州法ははっきりと述べてるんだ。12回目のデート以後は、僕にはおっぱいに無制限にアクセスする資格があるんだ。」
「どうして、事故の前にあなたと出会わなかったのかしら。」
「いつも君はそう言う。」

しかし、まあなんとか23回目には、セイウチにも協力してもらって、ベッドインの2人。
良かった、良かったと思いきや、朝になるとルーシーはパニック。
彼女は、愛する男性と分からずヘンリーをなぐり倒してしまいます。ひどく傷ついたルーシー。しかし、彼女よりもっと傷ついた人に気がつきました。ヘンリーです。ヘンリーが自分の夢を捨てていかに献身的に自分と一緒にいてくれているかを知れば知るほど、ルーシーはさらに心を痛めることになったでしょう。
彼女は人として、自分のあるべき姿を見つめます。そして、ヘンリーと別れる決心をします。

「なぜ」と言うヘンリーに、ルーシーは答えます。
「私と一緒では、未来がないからよ。」(日本語字幕より)
「Because you have to understand that there is no future with me.」(英語字幕より)
結婚して子供も持とうと言うヘンリーに、ルーシーは毎朝大きな自分のお腹を見ても何も思い出せないのにと言います。
24回目は、日記からヘンリーを消し去る前に、一緒に見て欲しいというルーシーの申し出を受けて、決別のデートとなってしまいました。そして、24回目のファーストキスは、最後のファーストキスとなりました。

ようやく、ヘンリーは一新したヨットでセイウチの調査旅行に出掛けることになりました。
ルーシーのお父さんも見送りに来てくれました。実は、ルーシーは、家族の”重荷”になりたくないと、施設に入っていました。でも、そこで絵を教え、自らも絵を描き、歌も歌い始めたとのこと。
ところが、ルーシーのお父さんからの餞別は、あの「素敵じゃない」が入ったビーチボーイズのCD。
旅立ちだと言うのに、CDを流して、ルーシーを思って、泣き叫びながら、その歌を歌って、ふとお父さんの伝えたかったことが、なんだか分かってきたのです。

ルーシーは、ヘンリーが誰だか分かりませんでした。しかし、ルーシーは自分のアトリエにヘンリーを招き入れたのでした。
そこは、ヘンリーを描いた絵で溢れていました。
「あなたが誰かは知らない。でも毎晩、あなたの夢を見る。なぜなの?」
「君は毎日読む日記帳は、かつて僕の話で一杯だった。」
「それで合点が行くわ。」
「君が僕を抹消した。君の存在が、僕の幸せのジャマになると。だが、間違いだ。君なしじゃ、幸せはありえない。君こそ僕の理想だ。そして、僕は君の”夢の男”。」
「ヘンリー、会えて嬉しいわ。」
「ルーシー、僕もだ。」(日本語字幕より)
「I don't know who you are, Henry… but I dream about you almost every night. Why?」
「What would you say if I told you that notebook you read every day used to have a lot of stuff about me in it?」
「I would say that that makes a lot of sense.」
「You erased me from your memories because you thought you were holding me back from having a full and happy life. But you made a mistake. Being with you is the only way I could have a full and happy life. You're the girl of my dreams and apparently I'm the man of yours.」
「Henry. It's nice to meet you.」
「Lucy, it's nice to meet you too.」(英語字幕より)

「あなたが誰だか私は知らないの、ヘンリー。でも毎晩のようにあなたの夢を見るの。どうして?」
「もし、僕が君に、君が毎日読むノートには、かつて僕の事がとってもたくさん載ってたって言ったら、君はどう言うだろうか?」
「とってもたくさん分かるって言うわ。」
「君は君の記憶から僕を消した。なぜなら、君は精一杯の、そして幸せな人生を僕から引き離すと考えたから。でも、君は間違ってた。君と一緒にいることこそが、僕が精一杯で幸せな人生を持つことのできる唯一の方法なんだ。君は僕の夢の女性であり、それにどうも僕は君の夢の男らしい。」
「ヘンリー、逢えて嬉しいわ。」
「ルーシー、僕も逢えて嬉しいよ。」

もしこれが彼らのデートだとしたら、25回目のようです。当然、ルーシーにとってはいつもファーストデートでも、ヘンリーと同じように彼女も25回のデートをしたはずです。ふたり併せて50回のファーストデートなんじゃないのかな。
そして、このときのキスは50回目のファーストキスではないかと。
だからなんなんだと言われましても、意味は分からないのですが。

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